Windows8からWindows10に無料アップグレードしたPCで、マザーボードを交換後、リカバリーをしたらライセンス認証がエラーとる問題

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私は、VAIO pro13を利用していました。
今回新しいPCを購入したため、リカバリーをし、きれいな状態なWindows10にしようと思い、購入時に作成したWindows8のリカバリーメディアを利用して、Windows8へリカバリーしました。

ところが、Windows認証が通りません。
「新しいキーを購入するか別のキーを入力してください。」なんていわれる始末。
VAIO本体を確認しても、どこにもプロダクトキーが書いたシールが見当たりません。

結果、今はきれいなWindows10として、ライセンス認証が通った状態です。

今回の背景

windows8からwindows8.1へアップグレード、その後windows10へアップグレード

購入時はwindows8でした。

SONYのページにあるとおり、vaio updateを行ったあと、windows8.1にアップグレードしました。

その後、Windows10も同様にvaio updateを行った後、アップグレードしました。
いずれも64bitです。

マザーボード交換

購入してから、二年半ぐらいたったあと、不具合が生じ、マザーボードをSONY(VAIO株式会社)の修理に出し、交換しました。
これが、今回の原因のような気がします。

マザーボード交換後

マザーボードを交換した後は、ライセンス認証は通っていた状態でした。
この期間、だいたい半年ぐらいありましたが、問題なく使用できていました。

リカバリー後のwindows認証エラー

リカバリー後、ライセンス認証を促すアラートが表示されてしまいました。

インターネット接続がある環境でライセンス認証すると、下記のエラーメッセージ
エラーコード:0xC004C003
エラーの説明:ライセンス認証サーバーで、製品のプロダクトキーがロックされていることが判明しました。

照査した手順、解決まで

プロダクトキーの確認(失敗?)

Windows Product Key Viewer」にて調べました。
後述する番号と違うものが出てきたのですが、どうなんでしょうかねえ?

ちなみにここで表示されたプロダクトキーは

DR38Q-GTNFD-WR3TR-VBXBV-QPBRC

でした。
※問題があれば、削除します。このキーではライセンス認証は通りません。

マイクロソフトのライセンス窓口にて電話認証

PCのインターネット接続を切ると、電話で認証することができます。
電話認証でもだめでした。その後に案内されるオペレータと直接電話で会話できます。

中国系の名前をいわれて、「いやだなあ」なんて思いながら、ライセンス番号を伝えると、、、

「お知らせいただいたプロダクトキーはインターネット上に載っていますね。インターネットから入手されましたか?」
と。

鬼の首でも取ったかのような言い方と、思いもよらぬ言葉に絶句しました。
後にGoogleで検索してみると、本当に出てくるではありませんか、このプロダクトキー。
参考URL

VAIOのチャットサポートに問い合わせ

  • 現象を報告したところ、修理になる
  • マザーボードを交換したため、起こっているのだろう
  • 修理代金は、修理部門にPCが到着したら連絡する
  • 値段を鑑みて、修理しない場合は無料
  • その場合でも送料は無料

とのことでした。まあ、そうだろうなあとは思いますが、時間がかかるため、今回は保留しました。

マイクロソフトのチャットサポートに問い合わせ

セットアップ窓口へ電話にて転送されました。

ツールで確認したプロダクトキーは異なる場合があるので、コマンドで調べてもらえますか?
とのことで、下記コマンドで調べてみました。

[sourcecode language=”bash”]
wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey
[/sourcecode]

すると空白が返ってきました。

マイクロソフトによると

空白の場合は、メーカーがセットアップミスをしている可能性がある。メーカーに問い合わせてみてください。

とのことでした。

後で調べてみると、下記の方法でもプロダクトキーが調べられます。power shellで下記を実行してください。

[sourcecode language=”bash”]
function Get-ProductKey {
$map="BCDFGHJKMPQRTVWXY2346789"
$key = "HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion"
$value = (get-itemproperty $key).digitalproductid[0x34..0x42]
$ProductKey = ""
for ($i = 24; $i -ge 0; $i–) {
$r = 0
for ($j = 14; $j -ge 0; $j–) {
$r = ($r * 256) -bxor $value[$j]
$value[$j] = [math]::Floor([double]($r/24))
$r = $r % 24
}
$ProductKey = $map[$r] + $ProductKey
if (($i % 5) -eq 0 -and $i -ne 0) {
$ProductKey = "-" + $ProductKey
}
}
$ProductKey
}
Get-ProductKey
[/sourcecode]

下記の方法では下5桁のプロダクトキーが調べられます。コマンドプロンプトで実行してください。

[sourcecode language=”bash”]
slmgr.vbs /dlv
[/sourcecode]

結局は、ライセンス再発行

感謝しかありません。
マイクロソフトの電話でやりとりしていただいた方の提案で、Windows10のライセンスを再発行していただきました。
その際は、リモートアクセスを利用し、マイクロソフト社のオペレーターが私のパソコンへ接続し、操作していただきました。

[sourcecode language=”bash”]
msinfo32
[/sourcecode]

のコマンドで、私のパソコンをいろいろ確認していましたが、おそらく、正規品のWindowsがプリインストールされたPCかどうかの確認を行っていたのだろうと思われます。

今回の教訓

大きなハードウェアが変更になった場合は、ライセンス認証が通らない場合があることは認識していましたが、メーカー修理に出したので問題ないだろうと、思い込んでいたのが失敗でした。

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