インストール
ざっと概要だけまとめます。詳細はそれぞれの箇所で調べてみてください。メモ的な記事です。
WEB Station、mariadb、PHPをインストール
WEB Station のスクリプト言語の設定「拡張」で下記を有効化
- bcmath
- bz2
- curl
- gd
- gmp
- mysqli
- openssl
- pdo_mysql
- pdo_sqlite
- phar
- posix
- sodium
- sqlite3
- zip
- zlib
WEB Station のスクリプト言語の設定「コア」で下記を編集
- memory_limit：768M
nextcloudダウンロード、展開
- SSHでsynologyへログイン
- rootへ
- nextcloudをダウンロード、展開（/volume1/web/nextcloud）
- chown -R http.http /volume1/web/nextcloud
WEBサービスポータルでポータルを作成（サブドメインでアクセスさせる場合）
- 仮想ホスト
- 名前ベース（サブドメインで切替える場合）
- ポート（セキュリティのため、私はデフォルトから変更しています）
- ドキュメントルート（/volume1/web/nextcloud）
- バックエンドサーバー（apache2.4）
- PHP（7.4）
miraidbのセットアップ
- rootパスワード設定
- nextcloud用のアカウント作成
nextcloudのセットアップ
https://ドメイン/ にアクセスし、画面に沿ってセットアップ
nextcloudの管理者を入力します。（synologyの管理者とは別。mariadbのrootとも別）
また、DB接続情報も入力します。（mariadbおすすめ）
nextcloud 運用中に困ったこと
PHP module GD not installed. とエラー表示される
occコマンドでいろいろするときに、「PHP module GD not installed.」とエラー表示されて先に進まないことがありました。
sudo -u http php74 occ upgrade
とする。 php だけだと、複数バージョンのPHPが入っているとき、それぞれの設定が読み込まれる。
sqlite3からmariadbへ移行
インストール時はnextcloudの管理にsqlite3を選択していました。mariadbの方をお勧めされていたので、移行（コンバート）しました。
sudo -u http php74 occ db:convert-type mysql {ユーザー名} {サーバーホスト名} {データベース名}
nextcloudのファイルの暗号化
初期で暗号化されずに保存されます。万が一サーバーにログインされるとファイルが丸見えになるため、ファイル自体の暗号化をしました。
nextcloudにログイン→右上のアイコンクリック→アプリ
sudo -u http php74 ./occ encryption:encrypt-all
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